麺の分類

ラーメンの麺は、大きく分けて以下の3種類に分類されます。

1. 加水率による分類

  •  小加水麺(加水率:~30%)小麦粉に対して加水量が30%以下の麺を、小加水麺として一般的に分類されます。 小加水麺は、細い麺で製麺されることが多く、ロール式製麺機で麺生地を圧縮し、固めることで、繋がりのある麺生地を、作り出します。

特徴ツルッとした喉越しと歯切れの良さ、スープとの絡みやすさ、あっさりとしたラーメンにぴったり
代表的なラーメン:博多ラーメン、長浜ラーメン、細麺ラーメン


 

  •  中加水麺(加水率:30~40%):小麦粉に対して加水量が30~40%の麺を、中加水麺として分類されます。 中加水麺は、小加水麺よりもコシが強く、モチモチとした食感が特徴です。

特徴:コシとモチモチとした食感、ープとの絡みやすさ、幅広いラーメンに合う
代表的なラーメン:醤油ラーメン、塩ラーメン、味噌ラーメン

 


  • 多加水麺(加水率:40%~):小麦粉に対して加水量が40%以上の麺を、多加水麺として分類されます。 多加水麺は、コシが非常に強く、ツルツルとした喉越しが特徴です。

特徴:強いコシとツルツルとした喉越し、濃厚なスープに合う
代表的なラーメン:つけ麺、太麺ラーメン

2. 太さによる分類
  • 極細麺:28番(1.1mm)が極細麺です。

  • 細麺:26番(1.15mm)が細麺です。
  • 中細麺:24番(1.25mm)が中細麺です。
  • 中太麺:22番(1.4mm)が中太麺です。
  • 太麺:16番(1.875mm)~18番(1.7mm)が太麺です。
  • 極太麺:12番(2.0mm)以上の麺を極太麺と分類されます。


3. 形状による分類
  • ストレート麺:断面が円形で、まっすぐな形状の麺です。
特徴:スープとの絡みやすさ、どんなスープにも合う
  • 縮れ麺:断面が円形で、波打った形状の麺です。
特徴:スープの絡みやすさ、こってりとしたスープに合う



4. その他
  • 平打ち麺:断面が平たい形状の麺です。
特徴:つるつるとした喉越し、あっさりとしたスープに合う


  • 角麺:断面が四角い形状の麺です。
特徴:コシの強さ、濃厚なスープに合う



ラーメンの麺は、加水率、太さ、形状によって様々な種類があります。それぞれの特徴を理解して、自分好みのラーメンを見つけてください。

コメント