重慶に出張 夜景が素晴らしい、四川料理「辣子鶏」が激辛・激旨

 昨年(2012年)の4~5月に中国の重慶市に現地自動車メーカーの生産物流システムの調査・分析・改善の仕事で3回(24日間)出張しました。
重慶は長江上流の大都会で、夜景と四川料理でよく知られた大都市です。日本企業もたくさん進出しています。
尖閣問題等で中国とはギクシャクした関係が続いていますが、政治は抜きとして、良い思い出として夜景の写真を投稿します。

重慶の夜景


成田→上海→重慶で片道11時間のフライトです。これを3回ほど繰り返したので疲れました。滞在したホテルは長期滞在用で広くて快適でした。


重慶ホテルの自室

現地では、美味しい料理をたくさん食べましたが、記憶に鮮明に残っているのが辣子鶏(ラーズージー)です。
辣子鶏は四川省の重慶が発祥 で地元の名物料理です。大量の唐辛子や山椒、胡麻とピーナッツそして衣を付けた鶏肉を一緒に揚げた、四川料理です。
大量の唐辛子の中から小さな唐揚げやピーナッツを見つけて掘り出して食べる宝探しみたいな料理です。
唐辛子は食べません。
食べていると汗が噴き出てくるような激辛ですがとても美味しくて病みつきになります。

辣子鶏(ラーズージー)

今回の仕事は、F社の中国法人が受注したプロジェクトですが、日本の自動車生産に関するノウハウのスキルトランスファーを期待していたようです。
逆にわたしは、中国の自動車産業の生産管理の実態を知ることができました。
F社チームは6~8名でしたが、日本から参加したのは私+1名の2名でした。通訳、文書翻訳はF社の現地法人の社員(日本に留学経験ある中国人)がやってくれました。
すべての作業に翻訳が入るので結構疲れる仕事でした。

重慶市内は大都会ですが、少し離れると緑や、古い建物も多く歴史のある街です。
一日の仕事が終わると、夜はみんなで食事に出かけました。重慶は長江の上流の街なので、川魚料理が多いです。また、四川料理の本場なので辛い料理が多かったです。火鍋も食べました。
ひとつ困ったのは頭から丸ごと入った家鴨鍋(アヒル)です。地元の人はよく食べるようですが、私は嫌な臭いが鼻について食べられませんでした。
食事の時に中国人社員から注意されたことがあります。
出された箸やフォーク、スプーンなどは一度綺麗に拭いてから使ってくださいとのことでした。どうも、よく洗っていないので汚いようです。
私は食事が終わるとすぐにホテルに帰って休みましたが、他の人たちはカラオケやマッサージに行っていました。
重慶は長江という大河が流れていて湿度があるので美人が多いのだそうです。

また、中国人は酒に強いです。特に、東北地方や四川地方は冬は寒いので度数の高い酒を飲んで身体を温めるようです。
夜景スポットのレストランでプロジェクトメンバーの交流会があったときのことです。度数の高い白酒(パイチュウ)を回し飲みするのですが、注がれた酒を飲み干さないと次の人に回せないのです。これが延々と続くのです(私は飲めないので、隣の人に了解をもらって、飲むふりをして後ろに捨てていました)。
その後、メンバーは二次会、三次会と行ったようですが、日本から来ていた営業の方は急性アルコール中毒で3日間会社に出てきませんでした。
尚、中国人は翌日、しっかりと会社に出勤していました。

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